筋力とスケートボードの関係

筋肉がつくとスポーツのパフォーマンスが向上します。この常識はスケートボードには当てはまらないことがあります。スケートボードはバランスと技術が最重要なので、筋力に自信がありすぎることは足かせになってしまう可能性があるのです。

スケートボードは基本的には体重が軽くて身軽な方が有利です。


当ブログでは、いくつもの記事でストレッチと筋力トレーニングの重要性を取り上げています。


実際に、世界のトップスケーターの中には、ストレッチと筋力トレーニングに励んでいる人もいます。


でもその主要な目的は、パフォーマンスを向上させることというよりも、維持することが目的のようです。


ストレッチで筋肉をほぐし、筋力トレーニングをすることで力を保つと長い間スケートボードのパフォーマンスを維持することができます。


やはりスケートボードは技術ありきのスポーツなのです。


多くのスポーツは筋肉をつけるとそれだけパフォーマンスは上がります。


自分の体験からもそのことは理解していました。


子供の頃はあまり運動をすることが得意ではなく、走るのも遅く、運動会とか大嫌いでした。


クラブ活動はしていませんでしたが、高校に入ってから、ジムに通い出しウェイトトレーニングをして家の周りを走っていると、いつのまにか走るのが速くなりました。


それがきっかけで筋肉の虜になってしまいました。


その時の考えは、スポーツをするにはとにかく筋肉が必要だということ。







筋肉が付くと、蹴る力が強くなるので走るのが速くなるし、コンタクトスポーツでは当たり負けしないようになるのでパフォーマンスは確実に上がるのです。


ただ、残念ながらこの考えはスケートボードでは通用しません。


ストリートではある程度の瞬発力が必要ですが、ランプやボウルでは身のこなしが重要です。


だから力がなく、さほど身体能力が高くないように見える女性でも意外にもミニランプがうまい人がいるのです。


筋肉に自信があると、筋力でなんとかメイクしようとしてしまうので、スケーティングが雑になったり体の反応が遅れて上手くできません。


逆に筋力がない方が無駄な力みがなくて軽くメイクすることができます。


スケートボードをやり始めた頃は力任せだったことから上達速度が遅かったように思えます。


この筋肉の呪縛に気付いたのはしばらくたってからでした。


仕事が多忙なことでジムに通う時間がなく、筋肉が減ってしまった時の方がスケートボードが上達していたのです。


筋力があることは良いけれど、筋力を意識することは良くないと思っています。





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