たんぱく質が眠気に関わっている

十分に睡眠をとっているはずなのに急に眠気がくることがあります。その原因は色々ありそうですが、そのうちの一つにたんぱく質が関わっていることが研究により明らかになりました。ということは、逆にこれを利用すると質の良い睡眠をとることもできるのかもしれない。

脳内にある80種類のたんぱく質の働きが活性化すると眠くなり、眠りにつくと働きが収まるのをマウスの実験で発見したと、筑波大の柳沢正史教授(神経科学)のチームが13日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。「スニップス」と名付けたこの一群のたんぱく質は眠気の“正体”とみられ、睡眠そのものに深く関わっているらしい。



脳内には80種類のたんぱく質があるとのことですが、まだ研究段階であり、それぞれのたんぱく質がどのように作用しているかということまでは明らかになっていないようです。


しかし、たんぱく質のどれかが眠気に深く関わっているということは事実なので、快眠をするにはたんぱく質が欠かせないということです。


そういえば、昼食でとんかつや焼肉定食などがっつり食べてしまうと眠気がひどくて仕事がはかどらないことがあります。


これまでは、この原因は血糖値によるものと考えることが一般的でした。


ごはんなど炭水化物を食べると、糖分により血糖値が上昇してしまうので、それを下げるためにインスリンが働き、血糖値を下げます。


そこで、血糖値が下がることにより眠気が発生してしまうというメカニズムです。


この理論では、眠気の原因は炭水化物によるものなので、肉類のたんぱく質は関係ありません。


ところが、経験上、肉類をがっつり食べた時の方が眠気がひどくなっていたような気がします。


それはやはりたんぱく質が影響しているのでしょう。


また、夜にウェイトトレーニングをして、寝る前にプロテインを飲んだ時はぐっすり眠れます。


もちろん運動による疲れはあるのでしょうが、起きようとしている時間まで一度も目が醒めることなく眠ることができます。


そして、このように快適な眠りができた日は、たとえ激しく運動した翌日でも疲れを感じることなく1日を過ごすことができます。


最近流行っている睡眠負債を貯めないということはもちろん重要なことですが、それ以上に眠りの質を上げることが重要であると思います。


中には5時間ほどの睡眠でも健康に元気に過ごしている人がいます。


その人たちは単にショートスリーパーと呼ばれているだけですが、特異体質ではなく、質の良い睡眠ができていることも関わっているものと思われます。


私はきっちり7時間は睡眠時間を確保することを心がけていますが、それでも日によって寝起きが悪かったり、昼に眠気に悩まされることもあります。


今以上に睡眠の質にこだわりを持たなければいけないと感じています。


Source:日経新聞





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