人手不足倒産でブラック企業が駆逐されつつある

人手不足倒産というこれまであまり見なかったワードを最近ニュースで見るようになりました。今年は特にホットな話題のようで、倒産数の記録を10月にも更新するようです。

深刻な人手不足を背景に、国内の企業倒産が過去最高ペースで増加しているらしい。


今年10月中にも去年の総件数317件を上回る見込みのことです。


従業員を確保することができず、企業活動を継続することができないことのほかに、従業員を引き止めるために無理やり給料を上げたためにキャッシュフローが悪化した結果倒産に追い込まれたケースも多いようです。


東京商工リサーチによると、倒産理由でみると、従業員が集まらない求人難型が前年同期比48.1%増の40件と大きく増え、29年の年間水準(35件)を既に上回ったとのことです。


倒産が多くなることは経済的にマイナスなイメージのように感じますが、見方を変えればそうでもないでしょう。


もともと払うべき給料を払わないで、あるべき水準の給料を払うことで経営できないような会社ばかりです。


これは明らかにブラック企業です。


ハローワークや求人サイトにはとんでもない安い給料でハイスペックの人材を取ろうとしてる厚かましい企業が多くあります。


情報が回らない時代であれば、情報弱者が騙されてブラック企業の社畜となることも多いですが、今の時代は情報弱者の水準も随分上がっているのでしょう。


周りの企業と比べて違法すれすれの勤務条件のブラック企業には手を出さないようになっています。


ブラック企業が言っている人手不足とは、文字通りの人手不足ではありません。


人手ならいくらでもとることはできるはずです。


失業率が低いとはいえ、求職者は常に存在します。


でも、ブラック企業が欲しいのは奴隷です。


安い賃金で、文句も言わず、せっせと質の高い仕事をしてくれる奴隷さんが欲しいのです。


こういう厚かましいことをしなければ経営が成り立たない会社なんて存在価値はないでしょう。


そういえば、公務員をやっていたとき、日々雇用という職種がありました。


時給で働くバイトのようなものです。


日給6400円だったから、時給はだいたい800円。(正確には公務員は8時間勤務ではなく7時間45分勤務ですが)


同じような作業だと一般企業の派遣では1200円くらいはもらえます。


そう見ても妥当な金額設定ではないですね。


当時はよくこんなとことで働くなと思っていました。


公的機関がこんなのだからブラック企業が調子に乗っているのも仕方ないのかもしれません。


サマータイム導入とかどうでもいいことをやる前に、もっと整備しなければいけないことがあると思うのですが。





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